お祝いの気持ちを込めてみんなで作った製作が完成しました。

ひまわり玄関ホールに飾られたこの作品は、クイリングと言って、細長い紙をクルクル巻いて小さなパーツを作り、それを組み合わせて作品に仕上げるペーパークラフトです。しっかりと巻くには指先の力も必要なのですが、緩くしか巻けなかったお友達も作品完成が近くになるにつれどんどん上手になりました。

こちらは年中・年長児の作品

基本の巻き方のみで仕上げています。昨年春から始めたので１年かけての完成となりました。出来上がった時は喜びはもちろんですが、やっと終わったー！と解放感も大きかったようですよ。

そしてこちらは中学生・小学生の作品です。図案のデザインは中学生が考え、小学生が各コーナーの花をグループ別に担当して仕上げました。製作期間は２ヵ月。文字や虹は基本の巻き方で１・２・３年生が作っています。

コームのような器具を使ったマーガレットコーナー（２年生女の子チーム）

基本の巻き方を緩めたり、角をつけてティアドロップの形や、切り目を入れた紙を巻いてフリンジを付けたひまわりコーナー（４年生チーム）

この花はムスカリといいます。中学生が考えたテーマの「Ｆｕｔｕｒｅ」に合わせ、花言葉が「明るい未来」なのでムスカリを作りたいです。と、試行錯誤で作り上げたのは４・５年生チームです。

難易度の高い巻き方に挑戦したのは高学年女の子チーム。葉の部分はいくつかのパーツを組み合わせています。

みんなで一つの作品を作り上げる過程の中には、個人のスキル向上（指先の手指操作）の他にも、アイディアを出し合ったり、作りながらの和気あいあいとした会話が見られ、作品にも表れているように見えました。